PaaGo WORKS(パーゴワークス)は、2011年に事業を開始した日本発のアウトドアブランドです。
そんなパーゴワークスの人気製品が、ラッシュシリーズというランニングなどに便利なアイテム類。今回紹介するラッシュヒップも、そんな人気のあるラッシュシリーズの一員です。
ウェストポーチタイプのランニングポーチで、日常的に行う短距離ランニングなどに向いています。ちょっと外で走りたいときや、夜に近所のコンビニに気軽に出かけたいときなどに重宝するポーチです。
本記事では、そんなパーゴワークス ラッシュヒップについて、レビューしていきます。
ラッシュヒップの特徴を紹介
- サイズ:270×90×10mm
- 容量:1L
- 重量:110g
- 主素材:ストレッチメッシュ
- 着用ウェストサイズ:63〜100cm
- 揺れないランニングベルトを採用
- ショックコード搭載
- ワンタッチで着脱可能
- 500mlペットボトルの収納が可能
パーゴワークス ラッシュヒップは、1Lの大容量が特徴のランニングポーチです。
前後に1つずつのポケットが付いており、それぞれ500mlペットボトルが入る大きさがあります。
さらに、フリーサイズで誰でも使いやすいです。ウエストは100cmまでなら対応しているので、体型によらず使えます。ランニングが趣味の人だけでなく、これからランニングでダイエットを始めたい人でも使えるのがよいところです。
そして、腹巻き型と比べると着脱が楽。ウェストポーチ型のほかの製品と比べても、ワンタッチでの着脱が可能なので楽です。楽につけ外しをして、快適に走れます。
ラッシュヒップの良いところをレビュー
これから、ラッシュヒップの良いところについてレビューしていきます。収納力や装着感、揺れなどについて気になる方はぜひご参考ください。
500mlペットボトルが入る収納力
パーゴワークス ラッシュヒップには、前後に1つずつポケットが搭載されています。どちらも、500mlペットボトルが入るサイズです。サイズ以外の仕様についても、両方とも同じになっています。ペットボトルを前に入れることも後ろに入れることもでき、好みに合わせて収納に工夫ができるのがよいところです。
ポケットには、ジッパーはありません。ストレッチ性のあるメッシュ素材に加えて、ショックコードを付けることで荷物が弾むのを防ぐ仕組みになっています。
大事なものを落とす心配がなく、そのうえ走りながら出し入れしやすいのが良いところです。
ベルトループが便利
パーゴワークス ラッシュヒップには、付属品のバンジーコードを通せるベルトループが装備されています。ループは合計8箇所あり、さまざまなものを取り付けられるのがよいところです。
さらに、ベルトループにはリフレクター(再帰反射)が付いています。
ライトをしっかりと反射するため、夜間のランニングでも安心です。
そして、付属のショックコードを取り付ければ、タオルや薄手の上着などを取り付けられます。
トレッキングポールも、三つ折りなら取り付け可能です。
幅広い用途で便利に使えます。
細かい気遣いでストレスフリーな装着感
パーゴワークス ラッシュヒップは、装着していてストレスがありません。
まず、フィット感が高いです。ウェスト部分のバンドにより、しっかりと体に沿って調整できます。体にピッタリフィットさせられるため、つけ心地が非常に良好です。ウェストポーチをつけているという感覚がありません。
さらに、体との接触部分である背面には、やや厚めのパッドが装備されています。
パッドには通気孔が空いており、通気性を確保しながら痛みを和らげているのがラッシュヒップの大きな魅力です。荷物の形状や材質によらず、痛みを感じることがありません。
また、ワンタッチで着脱ができたり4点支持のショックコードの締め付けの微調整を走りながら片手で行えたり、各所に細かな気遣いが見られます。
こうした気遣いのおかげで、装着していてストレスがありません。
軽量で扱いやすい
パーゴワークス ラッシュヒップは、100gと軽量設計です。大部分が伸縮性の高いメッシュ素材で作られており、通気性を重視しているため軽くなっています。ジッパーなどの金属も最低限しか使われておらず、重みを感じにくいです。
そのうえ、体にしっかりと密着させられるため、荷物の重さも感じません。500mlペットボトルとスマホを別のポケットに入れても、前後で重量のバランスが偏るという感覚もなく、快適に使えます。
また、軽いためラッシュヒップ自体を持ち運ぶ際にも邪魔になりません。たとえば旅行先・出張先などに持っていくのにも、非常に便利です。
走っている最中に揺れない
パーゴワークス ラッシュヒップは、走行中の揺れの少なさを追求して作られています。
従来のランニングバッグが、ひとつの収納ポケットをベルトで腰に巻いていたのに対し、ラッシュヒップは同じ仕様のポケットを前後にバランスよく配置しているのが特徴です。重量バランスを整えやすくなり、走っているうちに重心がブレるということがありません。
そのうえ、ポケット内部も揺れにくく、中でものが擦れることがなく使いやすいです。
バッグ自体もズレにくく、中身の揺れないストレスフリーなランニングポーチだと言えます。
幅広い用途で使える
パーゴワークス ラッシュヒップは、ランニング中のストレスを極限まで減らせるのが大きな魅力です。
ただ、それだけではありません。
たとえば普段のランニングだけでなく、トレイルランニングでも使いやすいです。タオルや上着などを畳んで取り付けられるショックコードがあったり、揺れにくかったりトレラン向きの性能をしています。
登山中にはサコッシュ代わりになり、海外旅行では貴重品を体に密着させて携帯するのに使えるなど用途の幅が広いです。決して安くはない製品ですが、用途の幅の広さを考えると高コスパだと言えます。
ラッシュヒップの気になる点をレビュー
ここまで、パーゴワークス ラッシュヒップの良いところについて、レビューしてきました。体にしっかりとフィットして揺れにくく、収納力が高いなど良い点が多いです。
ただ、少し気になる点もあります。
それは、装着位置による安定感のブレです。
お腹周りで装着すれば、揺れが極限まで抑えられます。
一方、骨盤あたりで装着すると体型や内容物によっては、揺れが若干発生することがあるので注意が必要です。とはいえ、一般的なランニングポーチと比べると、それでも揺れが少ない部類だと言えます。
もう一つ、一般的なランニングポーチと比較すると定価が7,700円と高いです。
性能を考えるとお釣りがくるほどコスパは高いのですが、安いものを探せば2000円〜4000円で購入できるものも多いため、購入時に勇気がいるのも事実です。
PaaGo WORKSラッシュヒップはこんな方におすすめ!
- とにかく揺れないポーチが欲しい方
- 500mlペットボトルが入るポーチが欲しい方
- ランニング以外でも幅広く使いたい方
PaaGo WORKS(パーゴワークス)ラッシュヒップは、揺れが非常に少ないのが最大の特徴であり魅力です。ウェストポーチ型のランニングポーチは、その特性上、多少の揺れがあります。多くの製品では、物を入れて走るとある程度は揺れてしまうものです。
一方、ラッシュヒップは物を入れても全く揺れません。体型や装着位置などによっては若干発生することがあるものの、それでも比較的揺れが少ないです。
とにかく揺れが少ないポーチが欲しい方には特に、おすすめのランニングポーチだと言えます。
まとめ|一体感のあるウェストポーチ
本記事では、パーゴワークス ラッシュヒップについて、レビューしてきました。
ラッシュヒップは、体との一体感が非常に高いランニングポーチです。ウェストポーチ型は腹巻き型に比べ、一体感という点では劣ることが多いものの、腹巻き型の人気製品と比べても決して劣ることがありません。フィット感が高いだけでなく、揺れないという点においても一体感があります。
装着していることも物を入れていることも忘れられるほど、一体感があり汎用性も高いランニングポーチが欲しい方には、パーゴワークスのラッシュヒップがおすすめですよ。